おしゃれで人気！アイランドキッチンのメリット＆デメリット

2022-04-27

アイランドキッチンはなぜ人気なの？
メリット・デメリットについてまとめたよ！

アイランドキッチンは、開放的でおしゃれな雰囲気、作業のしやすさなどから、人気のキッチンスタイルです。
しかし、アイランドキッチンだからこそのデメリットもあります。アイランドキッチンの導入を検討している人は、メリット、デメリットをよく比較して、キッチンの間取りやライフスタイルに合っているかどうかを確認してみるといいですね。

また、同じようなアイランドスタイルでも、シンクやコンロ台のないテーブルタイプの「アイランドカウンター」についてもまとめました。

アイランドキッチンの5つのメリット

1. 開放感がある

アイランドキッチンは、壁に接している面がありません。そのため、キッチンの左右どちらからでも出入りがしやすく、遮るものもないため使用感・見た目のどちらも開放的な印象です。

2. 料理中も家族とコミュニケーションが取りやすい

アイランドキッチンでは視界を遮る壁や収納棚を取り付けないのが一般的です。開けたスペースで、リビングやダイニングの方を向いて調理を行えるため、家族ともコミュニケーションが取りやすいです。

「料理をしている最中、子どもが何をしているのか見ていたい」「料理をしながら家族との対話を楽しみたい」という人は、アイランドキッチンはとても魅力的ですね。

3. おしゃれな印象

「アイランドキッチン＝おしゃれ」とイメージする人も少なくありません。実際にモデルハウス、インテリア雑誌、映画やドラマでも、おしゃれなキッチンにはアイランドキッチンを用いているのを見かける機会も、多いですよね。

ダイニングやインテリアの雰囲気や見た目を優先したい人にとって、アイランドキッチンが持つ「おしゃれなイメージ」は、大きなメリットとなるでしょう。

4. 家事動線が確保しやすい

アイランドキッチンは左右どちらからでも出入りができます。そのため家事動線の確保がしやすく、とくに配膳や片付けなどがスムーズになるでしょう。

また、天板が広いタイプのアイランドキッチンなら、カウンターテーブルとしても併用できます。できた料理の一時置き場にしたり調味料を置いたり、料理をするのに必要なスペースが広く取れるため使いやすさもアップ。

さらに複数人で料理をする際も◎。立ち位置の確保がしやすいため、調理の動線が阻害されることは少ないです。

このように家事動線の確保がしやすいのは、毎日キッチンを使う人にとって嬉しいポイントと言えるのではないでしょうか。

5. 使い方の選択肢が豊富

アイランドキッチンの独立した形状は、ライフスタイルに合った設計がしやすい形です。

たとえば、キッチンをさらにゆったり使いたい場合は背面にシンクやコンロを別途で設置をして、1つひとつの作業スペースを広くしたり。または、ダイニングテーブルやカウンターを設置して、作業スペース兼食事スペースを充分に設けたり。

さまざまなプラスアルファのアイデアと組み合わせやすいため、ライフスタイルに変化が生じた際も、柔軟な対応が可能です。

アイランドキッチンの４つのデメリット

1. 間取りに広いスペースが必要

人が1人歩くのに必要な広さは、約60cmとされています。

アイランドキッチンは両側に、この「60cm」のスペースが必要となるため、キッチンの長さ＋120cmの広さが最低でも必要です。

壁付キッチンであれば、キッチンの長さ＋片側に60cmのスペース済むことと比べると、アイランドキッチンの設置には充分な広さが必要と言えるでしょう。

2. キッチン内部が丸見え

アイランドキッチンのメリットでもある開放的なイメージは、言い換えれば「キッチン内部が丸見えになってしまう」ということ。

水回りは生活感が出やすく汚れも目立ちやすい場所です。そのため片付けや掃除、設備のお手入れが苦手な人にとって、アイランドキッチンの開放感はマイナスポイントとなってしまうかもしれません。

3. 収納スペースが少ない

アイランドキッチンは開放感を損なわないために吊戸棚は設置せず、収納スペースも必要最低限にしてスッキリ見せるタイプが多いです。

キッチン用具や調味料が多い家庭では、アイランドキッチンの収納スペースの少なさに、使い勝手の悪さを覚えてしまうこともあるでしょう。

4. におい・煙・油が広がりやすい

アイランドキッチンはリビングやダイニングと遮るものがありません。そのため調理で発生したにおいや煙が、リビング・ダイニングに流れて行きやすいです。

また、油を使った料理で発生した煙には微量の油分が含まれているもの。空気中に広がる微粒子の油分を、「オイルミスト」と言います。オイルミストは煙に乗ってリビング中に油をばらまくため、家具や床がベタベタになってしまうことも少なくありません。

開放感と使い勝手を手に入れる
「アイランドカウンター」もおすすめ

アイランドカウンターとは？

「アイランドキッチンの開放感や作業のしやすさはやっぱり捨て難い」という人は、「アイランドカウンター」と組み合わせたキッチンがおすすめです。

アイランドカウンターとは、「収納スペース＋作業スペース＋カウンターテーブル」を確保できる、島状のキッチンテーブルのこと。通常タイプのキッチンと組み合わせて使えば、アイランドキッチンのおしゃれで開放感のある雰囲気を楽しみながら、作業効率や使い勝手を向上させることができます。

キッチンをより使いやすく、見た目にもこだわりたい人にはおすすめの使い方です。

また、アイランドカウンターは既存のキッチンに追加して設置できるのも大きな魅力です。

キッチンそのものをアイランド形式にリフォームする場合、水回りの工事も発生するため工期や料金の面での負担も大きくなりますが、アイランドカウンターの設置なら、比較的楽にリフォームすることが可能です。

 「アイランドキッチンのメリット・デメリット」まとめ

アイランドキッチンとは、島のように空間の真ん中に置かれたキッチンのこと。開放感や家事動線が確保しやすい点が魅力ですが、開放的だからこそ生じるデメリットもあります。

アイランドキッチンのデメリットを補いながら、作業のしやすさや使い勝手、おしゃれな雰囲気を取り入れられる、アイランドカウンターの導入もおすすめです。

ライフスタイルに合った、家族にぴったりで使いやすいキッチンを、プランニングしてみましょう。

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