【節電しながら寒さ対策】
暖房器具や家電のかしこい使い方
「あったかいけど省エネ」を実現!
冬は1年で最も光熱費が上がりやすい季節と言われています。特に今年は、灯油や電気代が値上がりしていることもあり、暖房器具をかしこく使って、積極的に節電したいもの。
そこで今回は、エアコンの節電方法や暖房器具の使い方、暖房効果を上げる家電について紹介します。
暖房器具や家電を上手に使って、寒い冬でもあたたく快適に過ごしつつ、しっかり節電対策もしましょう。
なんのために使ってるの?
電気代が節約できるんだって。
よかった~!
エアコンの使い方を見直して、かしこく節電
環境省によると、最もよく使う暖房器具としてエアコンを選んでいる方は、35%と最も高くなっています。電気代の増加の原因として、エアコンが影響しているご家庭が多いのではないでしょうか。
冬の代表的な暖房器具のエアコンについて、節電ポイントを5つ紹介します。
エアコンの設定温度を見直す
エアコンの設定温度を見直してみましょう。
エアコン設定温度を1℃下げることで、消費電力量が10%下がると言われています。暖房費は電力量と比例するので、1℃下げれば、暖房費も10%の節約となります。
また、環境省は、省エネを目指しつつも、快適性を損なわない室内温度として「20℃」を推奨しています。心地よいと感じる温度は人によって異なるため、あくまで目安になりますが、設定温度の参考にしてみてください。
環境省公式サイト「エアコンの使い方について」
https://www.env.go.jp/earth/ondanka/kateico2tokei/2019/result3/detail6/index.html
運転モードは、「自動運転モード」に設定する
エアコンを自動運転にしておけば、今の室温に合わせて風量が調整されます。室温が設定温度になるまではフルパワーで稼働し、設定温度に近づいたら風が弱くなる、といった形で、効率的にお部屋を暖めることができます。
ずっと強風のままでは、暖房費がかかってしまいますし、逆に、暖房費がもったいないからと最初から弱風にしていると、それだけ部屋が暖まるのに時間がかかり、こちらも余計に消費電力量が増えてしまいます。
短い時間であれば、つけっぱなしがおすすめ
エアコンが最も電力を消費するのは、電源を入れた直後です。そのため、頻繁にオンオフを繰り返すと、かえって消費電力が増え、暖房費も増えてしまいます。
30分程度の外出であれば、消さずにつけたままの方が良いでしょう。
また、エアコンのかしこい使い方は、室温を一定に保つことです。消すことで、室温が下がってしまえば、再び暖め直すための無駄な暖房費がかかってしまいます。
エアコンの風向きは下に設定する
暖かい空気は、上の方に流れる性質があります。エアコンの風向きを上に設定していると、お部屋の上部ばかりが暖まり、なかなか足元まで温まりません。
下へ向ければ、暖かい空気が下に流れた後に、少しずつ上へと移動するため、お部屋全体をムラなく暖められます。体感温度が高まるため、設定温度が低いままでも暖かく感じられ、結果的に節電になります。
フィルターや室外機のこまめなメンテナンス
定期的にフィルターや室外機のメンテナンスをすることも、節電につながります。
エアコンのフィルターが汚れていると、暖房が効きにくくなり、余計な電力の消費が発生します。2週間に1回を目安に、フィルターを掃除して、吹き出し口のホコリも掃除機で吸って綺麗にしておきましょう。
そして、見落としがちなのが、室外機のメンテナンス。こちらも周囲が汚れていると、暖房効率が落ちてしまいます。本格的なクリーニングは、業者でないと難しいですが、外から簡単にできる掃除は定期的に行いましょう。
ほうきで外側の汚れを払う、吹き出し口を掃除機で吸い取るなどしましょう。正面の吹き出し口や裏側・側面にあるフィンが汚れているときには、外側から使い古しの歯ブラシでゴミをかき出すことでも、動作効率が上がります。
また、室外機に植木鉢などを乗せているのを見たことがあるかもしれませんが、物があることでも動作の効率が下がってしまうこともあります。室外機の上や周りには物を置かないようにしましょう。
暖房器具と家電を使って、省エネの寒さ対策
エアコン以外にも、灯油ストーブやファンヒーターなど、様々な暖房器具があります。これらの使い方を工夫することで暖房費を抑えられます。
また、お部屋が暖まるのをサポートする家電についても紹介します。
複数の暖房器具を組み合わせる
暖房器具には、「部屋全体を暖めるもの」と「体を部分的に暖めるもの」があり、この二つを組み合わせることで、光熱費を抑えることができます。
エアコンやヒーターなど、部屋全体を暖める器具は、長時間、室温を一定に保つことが得意ですが、暖まるのに時間がかかったり、パワーがある分電気代がかかったり、暖められる範囲が狭かったり、といったデメリットがあります。
帰宅時など、より早く暖を取りたい場合や、一人で過ごす時間などは、比較的電気代のかからない、体を直接温められる暖房器具を併用すると良いでしょう。
それぞれ、以下のようなものがあります。
■部屋全体を暖めるもの
- エアコン
- ファンヒーター
- オイルヒーター
- パネルヒーター
- 床暖房
■体を部分的に暖めるもの
- こたつ
- 電気カーペット
- 電気ひざ掛け
- 電気ストーブ
あたたかい空気は上に、冷たい空気は下に流れる性質があるため、特に足元は寒く感じてしまいます。体感的に寒いと、ついつい設定温度を上げてしまいますよね。その分、無駄な暖房費がかかってしまいます。
電気ひざ掛けや電気カーペットなどを活用し、足元から暖かくなることで、体感温度が上がり、設定温度を上げなくとも、快適に過ごすことができます。
また、電気ストーブは、お部屋をすぐに暖めるのに適しています。「暖めるのに時間がかかる暖房」と「すぐに暖まる暖房」を併用すれば、お部屋が設定温度に到達する時間を短縮でき、節電効果が期待できます。
エアコンやヒーターは、室温を設定温度まで上げている間に多くの電力を消費しています。設定温度まで暖かくなった部屋を保つことには、さほど電気代がかかりません。そのため、暖めるまでの時間を素早くすることが節電につながるのです。
扇風機やサーキュレーターで暖かい空気を循環させる
先ほどもお伝えしたように、暖かい空気は上に流れる性質があることから、暖房をつけていても足元が寒い、と感じることがあるでしょう。お部屋全体を効率的に暖めるために、天井付近にとどまってしまった空気を下へと送る流れを作ると、部屋全体がまんべんなく暖まります。
効果的なのが、サーキュレーターを天井に向けて設置することです。壁際や窓から、天井の中心に向けて風を送ることで、暖かい空気が部屋中に行き渡り、効率的に温度を上げることができます。
エアコンであれば、エアコンの対角線に設置して、エアコンの方角に風を送って拡散させるのも有効です。狭い部屋の場合には、お部屋の中央で真上に向けて設置すると良いでしょう。
サーキュレーターがない場合には、扇風機でも代用できます。
天井に取り付けるシーリングファンも、空気を効率的に循環させ、暖房費節約が期待できます。インテリア性も高く、夏には、エアコンの涼しい空気を下に送ることで冷房効果が得られるので、1年を通してメリットが大きい家電です。
シーリングファンを選ぶならこちらがおすすめ
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加湿器で湿度を上げる
暖房をつけていて室温はあるのに「身体は寒い」と感じる場合には、加湿器で湿度を上げてみるのもおすすめです。
夏に湿度が高くじめじめしていると、余計暑く感じますよね。冬も同じように、湿度が高いほど体感温度が高くなるのです。
一般的に、人が快適だと感じる湿度は、40%〜60%と言われています。湿度が重要だからと、60%を超えた状態にしておくと、カビやダニが発生しやすくなるので注意しましょう。また、低すぎても、空気が乾燥して、風邪やインフルエンザなどの感染症にかかりやすくなります。
加湿器は乾燥予防にもなりますし、アロマ対応されているものを選べば、香りを楽しむこともできます。デザインや照明機能などのバリエーションも豊富にあり、好みのインテリアとして設置できるのも魅力のひとつですね。
リフォームで寒さ対策
これまで、自分でできる対策をまとめてきましたが、長い目で省エネや快適な暮らしを考えている方は、業者にリフォームを依頼するのがおすすめです。
例えば、冷気を感じやすい窓や玄関の簡単なリフォームでは、外窓を設置して二重窓にする、窓を多重ガラスや樹脂製のサッシに取り換える、気密性や断熱性の高い玄関扉への交換や風除室の設置なども効果的です。
また暖房器具で言えば、足元から冷気を防ぐには、リフォームで床暖房にするのが効果的です。エアコンを天井に埋め込むタイプの「ビルトインエアコン」なら通常のエアコンよりも設置費工事費はかかりますが、冷暖房の効率が上がり、節電につながります。
1日程度で終わる簡単なリフォームでも、かなり寒さが軽減し、暖房費の節約などに役立ちます。ぜひ、ご検討ください。
まとめ
知らなかった~。
でも、両方ともつけっぱなしにしてると、
逆に電気代がかかっちゃうから、気を付けなきゃね。
あ、いいこと思いついた!
私のおやつもいろいろ組み合わせたら、節約になるんじゃない?
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