【2023年の住宅補助金 最新情報】「住宅省エネ2023キャンペーン」とは

補助金のチャンスがいっぱい!
新築住宅購入&リフォームでもらえる3つの制度

新築のマイホームを考えている方や、住宅のリフォームを考えている方、必見!
2023年、新しく創設された補助金制度について、わかりやすくまとめました。

ミコちゃん

あれー?ミツオくんち、またなんか工事するの?

ミツオくん

なんか、「新しい補助金を使う」ってママが張り切ってるんだ。

ミツオくん

さらに省エネになれば、電気代も節約できるしね。

ミコちゃん

さすが、ミツオくんママ!ちゃっかりしてるぅ。

「住宅省エネ2023キャンペーン」公式サイトhttps://jutaku-shoene2023.mlit.go.jp/

「住宅省エネ2023キャンペーン」とは

「住宅省エネ2023キャンペーン」は、住宅の省エネ性能をあげることで、地球温暖化対策のためのカーボンニュートラルの実現を目指す国の事業で、下記の3つの補助事業の総称です。

高い省エネ性能のある家の建築や、住宅の断熱性の向上高効率給湯器の導入など、住宅の省エネ化を支援するための補助金が支給されます。

1)こどもエコすまい支援事業
新築住宅の購入または建築、リフォームへの補助金
(子育て世帯・若者夫婦世帯が優遇される制度)

2)先進的窓リノベ事業
窓の断熱性能を高めるためのリフォームに対する補助金

3)給湯省エネ事業
新築住宅の購入または建築、またはリフォーム時に、高い効率の給湯器を設置することへの補助金

申請のポイント

「住宅省エネ2023キャンペーン」ではそれぞれの事業にあらかじめ登録された事業者が、補助金の受給対象者に代わって交付申請等の手続きを代行し、交付申請から補助金の​還元・支払いまでを一貫して行います。

住宅の購入者・所有者は自分では申請できません。

○新築住宅の建築・購入、リフォーム
 →「こどもエコすまい支援事業者」

○窓のリフォーム 
 →「窓リノベ事業者」

○高性能給湯機・家庭用燃料電池の設置工事
 →「給湯省エネ事業者」

交付申請期間

2023年3月31日~予算上限に達するまで

※交付の申請期限は遅くとも2023年12月31日までとなっていますが、事業予算がなくなり次第、受付が締め切られることもあります。

※対象となる新築住宅の条件や性能基準、リフォームの内容や設置商品基準などが細かく決められているので、新築住宅の建築・購入、リフォームを考えている方は、まずは早めに信頼できる登録業者に相談しましょう。

信州・長野県の信頼できる
登録業者に聞いてみる>>
 

3つの補助金制度

それぞれの補助金制度について、概要と注意点をまとめました。

1. 新築住宅の建築・購入&リフォームに
 【こどもエコすまい支援事業】

高い省エネ性能を持つ新築住宅の取得や、住宅の省エネ対応、子育て、バリアフリー対応などのリフォームに補助金が支給される国土交通省の事業。

新築住宅の取得へは「1戸あたり100万円」、リフォームでは「最大60万円」が支給され、特に最近の物価高やエネルギー価格高騰などにより家計への影響が大きい「子育て世帯」「若者夫婦世帯」を手厚く支援します。

「注文住宅の新築」および「新築分譲住宅の購入」に関しては子育て世帯だけではなく、若者夫婦世帯も対象。さらにリフォームに関しては、条件が合う全ての世帯で補助金が受け取れる制度です。

2. 高い省エネ性能の窓を設置に
 【先進的窓リノベ事業】

住宅の消費電力を大きく左右する窓の断熱性能を高めることで、エネルギー価格高騰への対応や、CO2排出量削減、高い省エネ性能の確保へ貢献するための、経済産業省・環境省が行う事業。

既存住宅の窓を、一定の条件をクリアする断熱性能のある窓へのリフォームに対し、「最大200万円」補助金が受け取れる制度です。

概要

【先進的窓リノベ事業】事業名称

○経済産業省事業

住宅の断熱性能向上のための先進的設備導入促進事業 

○環境省事業

断熱窓への改修促進等による家庭部門の省エネ・省CO2加速化支援事業

予算額

1,000億円
(令和4年度補正予算(第2号))

補助対象工事

窓の断熱改修(リフォーム)

①対象製品を用いたリフォームであること(ガラス交換、内窓設置、外窓交換)

※一定の性能を満たすことが確認された「性能証明書」があり、事業に登録された対象製品のみが対象となります。

②補助額が5万円以上になる工事であること

補助金額と上限

実施する補助対象工事の内容に応じて定額(一戸当たり、5万円から最大200万円まで補助)

※リフォーム工事を行う窓ごとの補助額は、①家の建て方(住宅のタイプ)、②窓の性能区分、③ガラスのサイズ、の3つにより変わります。

補助上限:1戸あたり最大200万円

補助金額の例)性能・大きさにより金額が変わります。

工事内容概要参考例/性能区分P(SS)の場合
ガラス交換既存窓のガラスのみを複層ガラス等に交換する工事1枚あたり48,000円〜8,000円
内窓設置 既存窓の内側に新しい窓を新設・交換する工事1窓あたり124,000円〜53,000円
外窓交換既存窓のガラスや窓枠を取り外し、複層ガラス等に交換する工事​1窓あたり183,000円〜91,000円
(戸建て住宅の場合)

補助の対象条件

①あらかじめ登録された「窓リノベ事業者」と「工事請負契約」を締結し、窓のリフォーム工事をすること

②窓のリフォーム工事をする住宅の所有者等であること(賃貸・集合住宅​等の所有者も可)

③既存住宅のリフォームであること(建築から1年以上経過した住宅)

契約日期間

2022年11月8日~遅くとも2023年12月31日

着工日の期間

「窓リノベ事業者」の登録申請日以降に着工すること。

※登録申請前に着工された場合は対象外となります。

申請における注意点

1)事前に登録された「窓リノベ事業者」との工事請負契約後の工事でなければ対象になりません。

2)「こどもエコすまい支援事業」との併用について

  • 製品の性能等に応じて、「こどもエコすまい支援事業」と併せて申請できますが、一つの窓で両方の補助を受けることはできません。
    (異なる箇所・設置工事をそれぞれ交付申請することはOK)
  • 複数の窓の工事を行い、「先進的窓リノベ事業」と「こどもエコすまい支援事業」に分けて申請する場合、「先進的窓リノベ事業」で申請する補助額が5万円以上とします。
    (両事業の補助額を合算することはできません)
  • 「先進的窓リノベ事業」と「こどもエコすまい支援事業」の対象製品は一部異なります。

3)この補助金制度は国からの予算が決められている事業で行われるため、予算が終わってしまった場合はそこで受付終了となります。

(交付の申請期限は2023年12月31日までとなっていますが、その前に締め切られることもあります)
補助金の活用を検討している場合は、まずは早めに信頼のおける住宅業者に相談することをお勧めします。

3. 高性能の給湯機&蓄電池の設置に
 【給湯省エネ事業】

家庭のエネルギー消費の中で、特に大きな割合を占める給湯に関する設備について、高い効率の給湯器の導入を支援する、経済産業省の事業です。

新築や新築分譲住宅への設置、または既存住宅へのリフォーム・設置に対して、「機器1台につき5万円または15万円」補助金が受け取れる制度です。

概要

事業名称

○経済産業省事業

高効率給湯器導入促進による家庭部門の省エネルギー推進事業費補助金

予算額

300億円
(令和4年度補正予算(第2号))

補助対象

  • 新築注文住宅
  • 新築分譲住宅
  • 既存住宅(リフォーム)

に対して高効率の給湯器を設置する工事
(戸建でも共同住宅でもOK、リース利用の設置も可)

補助対象事業と補助金額

性能要件を満たした以下の給湯器・機器に応じて一定額の補助金が支給されます。

家庭用燃料電池
(エネファーム)
15万円/台戸建住宅:
いずれか2台まで
共同住宅等:
いずれか1台まで
電気ヒートポンプ・ガス瞬間式併用型給湯機
(ハイブリッド給湯機)
5万円/台
ヒートポンプ給湯機
(エコキュート)
5万円/台

補助の対象条件

①あらかじめ登録された「給湯省エネ事業者」と契約後、認定された高効率給湯器(対象機器)を導入する工事を行うこと

<対象契約>

  • 新築注文住宅への設置する場合【工事請負契約】
  • 対象機器が設置された新築分譲住宅を購入する場合【不動産売買契約】
  • 既存住宅のリフォーム時に、対象機器を設置する場合【工事請負契約】
  • 既存給湯器から対象機器への交換設置を条件に既存住宅を購入する場合【不動産売買契約】

②対象機器を設置する住宅の所有者等であること(賃貸・集合住宅​等の所有者も可)

契約日期間

2022年11月8日~遅くとも2023年12月31日

着工日の期間

「給湯省エネ事業者」の登録申請日以降に着工すること

(新築分譲住宅・既存住宅の購入の場合は住宅の引渡日が着工日となります)

※登録申請前に着工された場合は対象外となります。

申請における注意点

1)事前に登録された「給湯省エネ事業者」との工事請負契約・売買契約後の工事でなければ対象になりません。

2)「こどもエコすまい支援事業」との併用について

  • 複数の高効率給湯器を導入した場合、「こどもエコすまい支援事業」と併せて申請できますが、一つの対象機器で両方の補助を受けることはできません。
    (異なる箇所・設置工事をそれぞれ交付申請することはOK)
  • 一部の補助対象機器は重複していますが、補助対象となる製品やその性能要件は異なります。

3)この補助金制度は国からの予算が決められている事業で行われるため、予算が終わってしまった場合はそこで受付終了となります。

(交付の申請期限は2023年12月31日までとなっていますが、その前に締め切られることもあります)
補助金の活用を検討している場合は、まずは早めに信頼のおける住宅業者に相談することをお勧めします。

■事業の公式サイトはこちら

「住宅省エネ2023キャンペーン」公式サイト
https://jutaku-shoene2023.mlit.go.jp/

ミコちゃん

新築住宅から、リフォーム、給湯や蓄電池…
いろんなことで補助金がもらえるんだねぇ。

ミツオくん

うん。しかも、
家の省エネ性能がアップするということは、
長い目で見てもお得だよね。

ミコちゃん

こうこつかん…ってなに?

ミツオくん

うん。省エネの家は後々のコストも安くすむから
ダブルでお得だよね。…

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