花粉がつらい季節!換気はどうすればいい? 「家の換気システムについてもまとめたよ。」

「花粉症対策」と「換気の換気」について

花粉が気になる季節になると、悩んでしまうのが家の換気方法。換気は気になっても、花粉が家の中に入ってくるのは避けたいし…という方は多いですね。

とは言え、今はウイルス対策という観点からも、また家の湿気やカビ、臭いなどを予防するためにも、家の換気は実はとても大切です。

そこで今回は、換気する時の注意点、家に入ってしまった花粉の掃除のコツ、家の換気システムなど、家の換気についてまとめました。

ミコちゃん
ミコちゃん
ねえパパ、
天気がいいから窓を開けたいけど
花粉が入ってきちゃうかなぁ?
ママ、花粉症だし…
パパ
パパ
そうだねぇ。
でも、換気も大事だからね。
パパ
パパ
こまめに掃除をしたり
掃除や換気のしかたを工夫したりするといいみたいだよ。
ミコちゃん
ミコちゃん
そっか!
それでママに怒られない?
ミツオくん
ミツオくん
…でも、窓は
ママがいないうちに開けよっか。

今年の花粉予報について

暖かい季節になり、日本各地で花粉のピークを迎えています。花粉症の人にとっては、つらい時期となってきましたね。

今年の花粉の量は、例年と比較すると、東北の北側の地域や北海道では多い見込みですが、関東から西日本では例年並みか、少ない予報となっています。

ミコちゃん

花粉情報、花粉症対策は
こちらの記事もぜひチェックしてね。

【2022年春 花粉情報】スギ花粉の飛散ピークはいつ?
「おすすめの花粉症対策についてもまとめたよ
https://mitsuyakogyo.co.jp/unite_blog/202203kafunsyo1/

窓を開けて換気をしたいけれど、どうすればいい?

花粉症の場合、花粉が室内に入るのを避けるために、窓を開けないようにしている方も多いと思います。でも、まったく部屋の換気をしないままだと、室内に空気がこもってしまい、臭いや湿気がたまってしまい、結露やカビの原因にもなりかねません。

そこで今回は、換気をする上でのポイントや注意点をまとめました。

換気方法を工夫する

窓を開けて換気をする際には、以下の2つのポイントを意識すると良いでしょう。

  • 花粉が少ない時間帯に換気する
  • 窓を小さく開けてレースのカーテンを利用する

環境省のデータを見てみると、1日のうち、花粉が多く飛んでいる時間帯は、昼間の11時から14時ごろまでと気温が下がってきた18時前後となっています。

なるべく花粉が少ない、早朝や夜間に換気を行うようにしましょう。

また、窓を全開にすると、多くの花粉が室内に侵入してきます。窓は10cmほど開けておけば換気には十分なので、大きく開けすぎないようにしましょう。

レースのカーテンをしておくことで、さらに侵入を防ぐことができます。定期的にカーテンの洗濯もした方が良いですね。

【参考】環境省の「花粉症環境保健マニュアル2019」より

https://www.env.go.jp/chemi/anzen/kafun/manual/2019_full.pdf

室内の花粉を除去する

床に落ちた花粉を拭きとるために、こまめに床掃除をすると効果的です。掃除機だと排気で床の花粉が舞い上がってしまうため、水拭きがおすすめです。雑巾でも構いませんが、使い捨ての床掃除用のウェットシートを使うと使用後に洗う必要がなく便利です。

空気清浄機を使うこともおすすめです。室内の空気中の花粉を吸いとり、きれいな空気を維持することができます。

空気清浄機は、できるだけ換気で空気が入ってくる窓の正面の壁際に置きましょう。換気で入ってきた花粉が正面の壁にぶつかり左右に広がるため、その付近に花粉が蓄積するからです。

さらに部屋の湿度を上げる加湿器を使うと良いでしょう。湿度を上げることで、花粉が舞い上がるのを防ぐ効果があります。

換気対策まとめ

花粉も防げる?
「24時間換気システム」とは?

24時間換気システムの吸気口

24時間換気システムとは?

24時間換気システムとは、その名の通り、24時間、常時換気を行っている仕組みのことです。賃貸や戸建てに関わらず、2003年以降に建てられた建物は、24時間換気システムの設置が義務づけられています。

最近の建物は、暑い日や寒い日でも快適に過ごせるように、高気密化しているものが多く、空気がこもってしまう構造となっています。その結果、家具の材質などで使用されている化学物質やダニ、カビなどの影響で、めまい、頭痛、アレルギー症状などの健康被害を引き起こす「シックハウス症候群」の危険性がありました。

そのため、2003年の改正建築基準法ですべての住宅に「24時間換気システム」の設置が義務付けられました

24時間換気システムのメリットと注意点

24時間換気システムは、室内の空気を入れ替えるだけではなく、家の中の湿気も排出するため、家の結露やカビの発生を抑える働きもあります。

吸気口には外から汚れた空気が家の中に入るのを防ぐフィルターが設置されています。フィルターの性能によっては、花粉や黄砂、PM2.5などの侵入を抑えることも可能です。

クリーンな室内環境を維持するために、24時間換気システムは、定期的にお手入れをする必要があります。フィルターが汚れたままだと、換気能力が落ちるだけではなく、汚れた空気が室内に入ってくる可能性があります。1、2か月に一度くらいの頻度でチェックしましょう。

吸気口や排気口のお手入れ方法

24時間換気システムは、24時間常に空気を外から取り入れ、室内の空気を排出しています。本体は汚れるため、半年か1年ごとに掃除をしましょう。

「24時間換気システム」は、空気を取り入れる「吸気口」と空気を外に出す「排気口」で構成されています。メーカーによっては掃除方法が異なる場合があるため、取扱説明書を手元に用意してくださいね。

24時間換気システムの清掃方法

  1. 24時間換気システムの電源を切る。
  2. 吸気口(または排気口)のカバーを外す。
  3. フィルターを取り出す。
  4. (ファンがある場合は)ファンを取り出す。
  5. 本体内部の清掃。
    大きなほこりは掃除機で吸い取り、そのあとにブラシや雑巾、ペーパータオルなどで汚れを落とす。
  6. フィルターを洗浄または交換。
  7. フィルターとファンを戻し、カバーを取り付ける。
  8. 24時間換気システムの電源を入れる。

ファンの清掃も本体内部と同様です。大きいほこりなどは掃除機で吸い取りましょう。水洗いができるタイプであれば、水洗いがおすすめです。水洗いのあと、しっかり乾燥させ、取り付けます。

フィルターの性能をアップさせる

室内の空気を入れ替える換気システムですが、フィルターが汚れていたり目詰まりをしていては、効果を得られません。

掃除の際は、まずはフィルターが水洗いできるタイプかどうか、取扱説明書で確認します。水洗いできないものは、掃除機で汚れを吸いとってから本体に取り付けます。

また、交換時期になったフィルターは、新しいフィルターに切り替えましょう。

フィルターには、単なるほこりだけではなく花粉、黄砂、PM2.5、などの有害物質も除去してくれる高性能のフィルターもあります。

交換用のフィルターは、ホームセンターや通販などで買うことができます。フィルターのタイプやサイズを確認してから購入しましょう。

本体とフィルターの定期的なお手入れで、健康で快適な暮らしを続けていきたいですね。

家の換気システムについて不安な方は

家の換気は健康面だけではなく、家の断熱性や耐久性にも関わることもあるのでけっこう大事です。

換気システムが古くなっていたり、性能が発揮できなくなっていると、花粉症やホコリだけではなく湿度の調整にも影響します。

不安な方は ぜひ信頼のおける業者にご相談ください。
【長野県東信地区】地元で信頼されている会社>>

ミコちゃん
ミコちゃん
24時間換気してるって知らなかったぁー
わたしのおうちもそうなの?
パパ
パパ
うん、そうだよ。
ママとパパが掃除してるからね。
今度、ミコちゃんにもお手伝いしてもらおうかな。
ミコちゃん
ミコちゃん
……あ!
ミツオくんと遊ぶ約束してるんだった!
もう行くね。パパ、じゃあねー!
パパ
パパ
あ、やりたくないんだね、、、
ミコちゃん

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