【おうちサウナのススメ】お庭に「フィンランド式サウナ小屋」作っちゃう?

ミニログハウスでプライベートサウナを実現

「ととのう」「サ活」という言葉とともに、高まりを見せているサウナブーム。サウナ発祥の地と言われるフィンランドでは、サウナは文化や生活の一部であり、多くの家庭や公共施設に設置されています。

日本でも、本場フィンランドのスタイルに憧れて、ログハウスのサウナ小屋を庭に建てたり、地方移住して自然に囲まれたサウナ環境を整えたりと、フィンランド式サウナが広がりを見せています。

そこで今回は、自宅に設置する「プライベートサウナ」「本格フィンランド式サウナ」に興味がある方に向けて、自宅サウナのメリットやお庭で自宅サウナを楽しむ方法などを詳しく解説します。

ミコちゃん

ママ、今日は
サウナの取材だったんだって?

ママ

うん。それが、サウナといっても
自宅の庭に作ったサウナ小屋だったんだ。

ママ

本場フィンランドのスタイルで 
今、サウナファンに人気なんだってー。

フィンランド式サウナとは?

そもそも、フィンランド式サウナとは、どのようなものなのでしょうか?

フィンランド式サウナには、以下のような特徴があります。

  • フィンランド式サウナは低温多湿
  • リラックスしながらサウナを楽しむ
  • ロウリュを行う

日本のサウナは、一般的に高温で湿度が低いドライな環境が多いのですが、フィンランド式サウナは低温で湿度が高い環境が主流です。

フィンランド式サウナは、厳しい冬の寒さと少ない日照時間に対抗するために生まれたもので、身体をじっくり温めて疲労回復することが目的です。低温で長時間、ゆっくりとサウナを楽しむことで、身体の芯から温まることができます。

室内は一般的に薄暗く静かであり、日本のサウナに見られるようなテレビはありません。時間を気にせず、リラックスしてくつろぐことが目的なので、時計も置かれないことが多いです。

また、フィンランド式サウナといえば、ロウリュがあります。

「ロウリュ」とは、高温になったサウナストーンに水をかけて蒸気を発生させることで、サウナ室の温度と湿度を上げる効果があるほか、体感温度も上がり発汗を促進します。現在では日本でも多くのサウナでロウリュが取り入れられており、経験したことがある方も多いでしょう。

フィンランド式サウナと日本のサウナはそれぞれの文化や環境に合わせて発展しており、体験する際にはその特徴に合わせて楽しむことが大切です。

「おうちサウナ」5つのメリット

サウナファンなら憧れる「おうちサウナ」ですが、自宅にサウナを設置すると様々なメリットを実感できます。

今回は自宅サウナについて、メリットを5つまとめました。

1)好きな時にいつでも楽しめる

自宅サウナの最大のメリットは、時間に制約されず、自分の好きなタイミングでサウナを楽しめることです。

施設の場合、早朝や深夜などに利用したいと思っても、営業時間外であることが多いです。24時間営業のサウナ施設も増えていますが、遠くて毎日通うのは難しかったり、深夜料金がかかることもあります。

自宅にサウナがあれば、思い立ったときに利用でき、移動時間も節約できるため、時間を有意義に使えますね。

2)経済的負担が少ない

施設利用ごとの料金がかからないことも、自宅サウナの大きなメリットです。

施設にもよりますが、一般的な公共のサウナは、利用ごとに数百円から数千円の利用料がかかります。1回の利用では、それほど負担にはならないかもしれませんが、月に何度も通うヘビーサウナーにとっては、月数万円という大きな出費になります。

一方、自宅サウナには設置費用がかかりますが、一度設置してしまえば、光熱費のみで利用できます。

毎日利用しても、かかる費用は数千円程度で、経済的な負担を減らせます。朝晩の2回楽しむなど、活用方法の幅も広がるでしょう。

3)混雑を気にしなくて良い

自宅サウナは、他人の利用状況を気にすることなく、ゆったりと楽しめます

サウナ施設では、曜日や時間帯による混雑があります。特に最近では、サウナブームにより人気の店舗は混雑しやすく、週末には満員になることもあります。

混雑すると、サウナ室の温度が低下したり、水風呂の待ち時間が発生したり、ということが起きてしまいます。

せっかく気持ちよくなるために訪れたのに、自分のペースを乱されてしまうのは、残念ですよね。

自宅サウナは、自分と家族だけのものですから、混雑を考えずにサウナを思う存分堪能できます。

4)温度設定や過ごし方などを、自由に選択できる

自宅サウナは、自分の好みに合わせた温度設定や過ごし方を自由に選択できます。

基本的に、サウナ施設では、室内の温度を自分好みに調節できないため、座る位置を変えたり、セルフロウリュの設備があればそこで調整するしかありません。ただセルフロウリュに関しても、他にお客さんがいればお互いに気を使い合っての利用になります。

また、室内には、飲み物や電子機器などを持ち込むこともできません。

自宅のサウナであれば、その日の体調や気分に応じて、自由に温度設定ができ、好きなものを持ち込めます。

リラックス効果を高めるために、こだわりのアロマや好きな音楽を利用してもいいでしょう。マットを敷いてヨガやストレッチをしたり、静かに瞑想をするのも自由です。

より魅力的なサウナにカスタマイズできるのが、自宅サウナの強みですね。

5)健康的にも精神的にもおうち時間が有意義に

自宅サウナは、自宅で過ごす時間をより有意義なものにしてくれます。

多くの人は、一日の半分以上を家の中で過ごします。そこで、血行促進やリラックス効果、免疫力アップなど、サウナのメリットを日常的に享受することができれば、健康的にも精神的にも、自宅時間がより充実したものになるでしょう。

また、サウナは、睡眠にも良い効果があるといわれます。サウナでリラックスすると、副交感神経が優位になり、質の良い睡眠を促してくれるのです。

自宅サウナであれば、帰宅中に熱が冷めてしまう、身体が起きてしまうという心配もなくなります。

ガーデンハウスやミニログハウスで作る
おうちサウナ

自宅にサウナを設置する方法としては、浴室や家の一部を改築したり、サウナテントを置くといった選択肢もありますが、お庭がある家なら、ガーデンハウスやミニログハウスを建てる方法もおすすめです。

ガーデンハウスやミニログハウスは、必要な材料一式がセットになっている「ログハウスキット」を使うことで、セルフビルドが可能です。

ガーデンハウスやミニログハウスで作るサウナについて、紹介しましょう。

自分で建てられる
セルフビルドのミニログって?

ガーデンハウスやミニログハウスの特徴の一つに、自分で建てられる楽しみがあります。

デザインや材質にこだわって、一から材料を集める醍醐味を味わうのも魅力的ですが、初心者には難易度が高く、手を出しにくいですよね。

そこで、おすすめなのが、必要な部材が全て揃っているログキットです。木材などの材料はカット済みで、それぞれに番号が振られているため、説明書の図面通りに組み立てれば、比較的簡単に完成させられます

間取りは、ワンルームのものから、キッチンやバス・トイレがついているものなど、様々な種類があります。

ミニログ例/「シエル」 BIGBOX 建築面積:15.39㎡(4.65坪)
ミニログ例/「ロマーニ」BIGBOX 建築面積 15.80㎡(4.77坪)

ガーデンハウスやミニログハウスの中には、標準モデルの他に、サウナモデルを選択できるものがあります。

メーカーによっては、アレンジや自由設計も楽しめます。小さいからこそ、とことんこだわれる、という部分も魅力の一つですね。

サウナ小屋用「ミニログキット」のメリット

ガーデンハウスやミニログハウスの他に、本格的なサウナ設備を作れるサウナ小屋があります。

サウナ小屋のキットには、サウナに必要なサウナストーブや煙突、サウナストーン、温度・湿度計などが含まれているものがあり、よりお手軽にお庭でのサウナを実現できます。

サウナストーンに水をかけるロウリュも可能です。薪用のサウナストーブを使えば、電気が通っていなくても使えるため、非常に便利です。

サウナ小屋例/バレルサウナ「トゥルク」
(サウナルーム+着替え室)BIGBOX
サウナストーブ一例
Kota Kuru 20
(フィンランド製)

部分的に業者に施工を依頼しながら
ハーフビルドで作る楽しみも

メーカーによっては、ミニログハウスをセルフビルドするための講習会を行っているところもありますが、時間がなかったり、自信がないという場合は、もちろん施工を依頼してもOKです。

難しいところは無理せず、必要に応じて施工業者に頼むのがおすすめです。その分、追加で費用がかかりますが、安全面や時間、労力など、余計な心配をせずにログハウスを完成させられるメリットがあります。

基礎工事や電気工事・水回り工事など、専門業者でないとできないこともあります。重要な作業は業者に頼み、自分で可能な部分は自分で行うハーフビルドで、作る楽しみを家族や仲間と共有するのもいいですね。

ログハウスの施工方法は一般的な住宅とは異なるため、大きめのログハウスを建築する際は実績がある代理店に依頼した方が安心できます。専門技術や実績がある業者であれば、希望に応じてハーフビルドの施工範囲を調整してくれます。

地方移住にもおすすめ。
自然の中でおうちサウナ

おうちサウナは、地方移住を考えている方にもおすすめです。

都会の喧騒から離れ、自然に囲まれた家で楽しむサウナは格別のものとなるでしょう。地方なら地価が安いため、都会では手に入れられない広さの庭を確保しやすいのも魅力です。

本場フィンランドのような環境に憧れて、信州のような自然の多い地方に移住する人も増えています。地方移住の際は、地元の情報を熟知した業者に相談すると安心です。

地方移住でログハウスサウナ建築を考えているのであれば、まずは、地元の施工会社やログハウスメーカーの正規販売店に相談してみましょう。

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Posted by unite_blog01